【足首の痛み】捻挫が治りきれない…地味に痛みが続く…どうして?
おはようございます
ときた整骨院
https://tokitaseikotsuin.com/ です。
最近のマロウ君
外には興味があるけど、窓を開けても脱走しません。
やっと気持ちを入れ替えたのか!!!
って感じではなく、
寒いから! でしょうね (笑)
今日の話は
【足首の痛み】捻挫が治りきれない…地味に痛みが続く…どうして?
サッカーをプレー中に足首を捻って捻挫をしました。
レントゲンで骨折の有無を診てもらい
靱帯損傷で軽度ではないので外固定をして松葉づえ。
3週間で固定具をはずし、拘縮した足関節のためにリハビリ
リハビリを順調にこなし、生活上では問題なくなって
サッカーをし始めると、
足に力が入らなく、踏み込むと痛みが出て思い切り走れない。
ケガ後の復帰だからしょうがないのかと、
少しずつ強度を上げていけば、足首にチカラが入るだろうと
ガマンしながら続けていたが、
ケガ前のような状態に戻ることがなく、
電気治療 テーピング 前脛骨筋のトレーニングなどするも
やはり踏み込むときに痛むし、力が入らない。
こういった主訴のサッカー選手が来て下さいました。
足首の捻挫の場合、
特に運動選手において、こういった予後になる選手は少なくありません。
ここまでではなくとも、
あの足首の捻挫から、足首の違和感が続くようになった
ボールを蹴る力が弱くなって、ボールコントロールも悪くなった
ふくらはぎの緊張が抜けなくなった
走力が落ちた
サッカーのプレー感が変わってしまった
捻挫の後だから、仕方がないのか・・・
と思いながらプレーをしつつ我慢を強いられている。
もちろん以前のようなパフォーマンスが出せない。
いつか良くなるだろうと・・・
足首の捻挫の後に、こうなってしまうのは
はっきりとした理由があるからで、まだ修正で来てないことがあるから。
こういったケースが非常に多いです。
足首の捻挫で靱帯損傷をしました。
内出血もあり、足を着くと痛む。
骨折の有無を確かめ、痛めた靱帯が再生しやすいようにギプスなどの外固定。
固定期間が終わったらリハビリ。
関節を柔らかくして、筋力を戻して復帰。
この過程の中に、決定的に足りていないことがあるからなんです。
それが
捻挫した足関節の整復
足首の捻挫というと、靱帯損傷や軟部組織の損傷
というイメージがあって、
損傷した場所を保護するためにアイシング・固定が
ファーストエイドの基本になりますが、
靱帯損傷するくらい大きな外力があった場合、
ダメージは靱帯や軟部組織だけとは限りません。
関節だって、普段ない可動を強いられてますので
関節内の骨と骨の位置関係だって正常ではないはずです。
でも、
正常ではない関節の位置関係を戻すことは、
おそらくしない場合が多いのでは。
簡単に言うと・・・
関節がずれてるまま、足首を固定し
その状態で足首の回復を待っているということ。
損傷した靱帯が落ち着き、腫れも痛みも引いてきて
コレでバッチリプレーできるだろう!
でも、関節がキチンといい位置になければ
今回の患者さんのように 「なんかおかしい・・・」
ってなってしまいますよね。
なので、
足首を捻ってずれた関節の骨の位置関係を戻してあげると
足首にチカラが入るようになり、
足首だけでなく、ふくらはぎの緊張も抜け
足全体が軽く使えるようになってきました。
足首の捻挫 特にスポーツ選手の場合、
損傷した靱帯・軟部組織・腫れ・痛みだけを見ていくのではなく、
捻ってしまったことでずれてしまった関節の骨の位置関係の整復
コレができるか、出来ないのかで
痛みだけでなく、プレーヤーとしての回復の予後が大きく変わってしまいます。
ぜひ、そこも意識されてみてくださいね。
ときた整骨院
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