【野球肘】 肘の内側が痛くて投げられない選手が回復できた理由とは?
おはようございます
ときた整骨院
https://tokitaseikotsuin.com/ です。
我が家のハナミズキの花が咲きました。
この時期はやっぱりサクラがキレイですが、
ひっそりと咲くこの花も趣があります。
花の色も純粋な白ではなくて、
何かの色が混じっている白・・・
まるでウチのネコみたい!ってマロウ君と撮りました(笑)
嫌々感全開ですね(笑)
今日の話は
「野球肘 肘の内側が痛くて投げられない選手が回復できた理由とは?」
先週の患者さんで、
「野球肘なんですけど見てもらえませんか?」
「実はもう1年前から痛いんですが・・・」
という野球選手でした。
病院での検査では、肘の内側の骨が剥離してるから
もう投げないでください。 ということで、
野球を辞めたくなく、色んな治療を試されたそうですが
なかなか投げられるようにまでは・・・
ということでした。
野球肘のことは以前にも書いておりますが、
【 肘の問題 】 というわけではありません。
最終的に肘に負担が掛かってしまうような
カラダのデザイン 機能のデザイン になってしまっていての結果です。
ですから、肘をどうにかしよう!とみていくと
いつまでも回復できなかったり、投げられなかったりするのです。
施術をしていく際に、考えることがあります。
それは、
肘の痛みをなくしてからカラダ全体を整えていくのか
カラダ全体の調整をしてから肘の痛みも調整していくのか
普段は肘から見ていくのではなく、
カラダの機能を整えていく。それをセオリーにしているのですが、
この選手の場合、
あえて逆からの施術をさせてもらいました。
理由は・・・
もう投げることができない状態になっている思考
野球人としての自信の喪失
本当に良くなっていくのか大きな不安感
話をしていくと、そういったことが感じ取れ、
まずは、投げての痛みをその場ですぐとって
「また投げられるようになるんだ!」
「また野球をすることができるようになるんだ!」
と思えるような心理になることが非常に重要なので、
肘の調整から始めました。
投球動作をしてもらうと・・・
何度も肘の痛みを確かめるように思い切り振りかぶってましたが
痛みを感じず
「え!? なんで!? 痛みが無いッス!」
そのときの表情が何とも言えずイイ顔になってました(笑)
野球選手ってリアクションが爽やかで
こっちが嬉しくなってしまいます。
もちろん、
その野球肘が出来上がってしまったカラダ全体の状態も調整します。
投球動作もスムーズになって、
更に肘へのフリクションがなくなり
気持ちよく投げられるようになってきます。
故障に苦しんだ選手を施術していくときは
その選手の心理状態も含め治療する順番を選ぶことも
大切ですよね。
ときた整骨院
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