【膝関節の拘縮】後十字靭帯損傷後の拘縮、3回目でしゃがめるまでに!
おはようございます
ときた整骨院
https://tokitaseikotsuin.com/ です。
中秋の名月を待つ2匹のネコ
イマイチ雲が多くて見れなかったけど、
お団子ではなく、チュールに満足でした。
今日の話は
【膝関節の拘縮】後十字靭帯損傷後の拘縮、3回目でしゃがめるまでに!
先日、膝の患者さんが3回の施術で卒業しました。
この方は、3月に職場で転倒し
右膝を痛め病院での診察で後十字靭帯損傷
内出血を抜き、ギプス固定を3週間
ギプス除去後に電気治療・マッサージ・リハビリをこなし
歩行ができるように。
しかし
膝が深く曲がらず、曲げようとすると劇痛が走り
それでも膝が曲がるようリハビリすると
膝に水が溜まるようになり、
水を抜いて、ヒアルロン酸を入れて、動かして
で、また水が溜まって・・・ その繰り返し。
接骨院 治療院にも通ったが
「もう今の状態でうまく付き合ったら」
と言われ、このままでは老後が心配・・・
歩けなくなったら・・・という不安もあり、当院に受診。
ケガをしたときに大切なこと 固定です。
後十字靭帯損傷を痛めるほどのケガであれば
相当膝に負荷がかかった状態になったはずです。
先ずは、しっかり固定をする。
落ち着いたら使いだして機能訓練。
膝を痛めたときの一般的な治療方針です。
しかし、リハビリを積んでも良くならない
むしろ痛みが強くなってきて、水が溜まってしまう。
なんでこんなことが起こってしまうのでしょうか。
昨日が3回目の施術で、
足が軽くなり、膝の屈伸もできるようになり、
とりあえずコレで様子を見ていきましょう! となったのは、
膝を治療したからではないんです。
これには患者さんも驚かれ、
膝以外のアル場所の調整で、膝の拘縮が取れやすくなったことに
ビックリされていました。
実は、転倒の際にアル場所もダメージを受けていたんです。
大きなケガの場合、
フォーカスするのが大きな損傷やメインの痛み
果たしてダメージはそこだけだったのか?
意外にヒトツの場所だけでなかったりします。
この方の場合、
後十字靭帯損傷 という大ケガがあり、
後十字靭帯損傷 膝の回復 にフォーカスされていたわけで
他のダメージが見えていなかったわけです。
それが膝の回復のジャマをしていて、結果的に拘縮が抜けなかった
ということ。
ケガからカラダがおかしいという方は、
こういうケースが多かったりします。
メインだけでなく、ケガしたその時に他の場所はどうだったのか?
その場所が今どうなっているのか?
もしかしたら治りきれないケガが回復できるカギになるかもしれません。
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