【膝が痛くて曲がらない】膝が悪いから!とは限りません
おはようございます
ときた整骨院
https://tokitaseikotsuin.com/ です。
涼しいというか・・・
半そででは寒かったですよね!
ネコ達にとっては、休息しやすい気温で
しっかり! しっかり! 寝だめしてました。
夏の疲れを癒してね (笑)
今日の話は
【膝が痛くて曲がらない】膝が悪いから…! とは限りません
先日の患者さん
3月に転倒した際に膝を痛めた方で、
MRIの検査では、後十字靭帯損傷。
ギプスで固定をして、外れた後にリハビリ。
少しずつ膝が曲がるようになってきたが、
今の感じが固定化され、
しゃがめない
正座ができない
足が上がらない
ということで、ヒアルロン酸注射をしたり
電気治療 運動療法などで膝の補強を促したり
マッサージなどにも通ったが、一定のところで症状が固定化。
このまま膝が痛いままなのは・・・
ということで当院を紹介してもらい来て下さった方です。
膝が曲がらない というと、
膝が悪いから、膝の何かが損傷しているから、
関節としての機能が上手く働かない。
そう考えるのが、普通ですよね。
膝が曲がらない もしかしたら・・・
膝を曲げないようにしている。
膝を曲げると都合の悪いことが起きそうだから、
膝を曲げることを防御している。
今回、この患者さんは 後者の
膝を曲げることを防御しているケースで、
その防御を作り出しているのは何なのか?
という治療方針で調整させていただき、
完璧な正座までは行きませんが
膝が曲がるようになり、
足の持ち上がりも軽くなってきました。
その調整した場所が、足首なんです。
ご本人も足首の問題もある という風には考えてもいなく、
でも、転倒した際の状況を思い出すと・・・
足首を捻って転倒し、膝を痛めた!
足首にもダメージがあったんだ!
と気付いたようです。
人間は、複数のケガがあるとき
その複数のすべてを意識することはできなく、
一番ダメージが強い場所に意識は大きく向き
一番でない場所は、なんとなく・・・
ってなってしまいがちです。
転倒したケガに限らず、
こういったことは往々にありますので、
患部だけに集中しすぎるのではなく
カラダ全体を俯瞰でみていけると、良い答えが見つかることも。
是非参考にしてみてください。
ときた整骨院
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