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【グロインペイン症候群】サッカー選手の股関節痛…その場で痛みをとるには

2020.07.02 | Category: こども,スポーツ障害,当院からのお知らせ,痛み

おはようございます

ときた整骨院

https://tokitaseikotsuin.com/  です。

引っ越し作業をしましたが、

まだ仮住まいの掃除やこまごましたことが終わっていません (笑)

マロウ君、手を貸してください!

なんて思ったりしますが、

脱走だけしなければ (笑)

今日の話は

【グロインペイン症候群】サッカー選手の股関節痛…その場で痛みをとるには

先日、サッカー選手の股関節痛について書きました。

それをみてくれた選手のご来院があり、

8カ月前から股関節に違和感を感じるようになった

次第に痛みに変わっていき、走ることもボールを蹴ることもツラくなった

近所の接骨院で治療を受けたが良くならず

スポーツ整形でも診察を受けリハビリもした

痛み止めも飲んだ

ハリを打ってもらった

自粛期間になってこれを機にしっかり休もう!

負荷を掛けないようにして回復を待とう!

でも

練習が再開されてプレーしたら、再度痛みでプレーできなくなった…

そういう選手です。

グロインペイン症候群をネットで調べていくと

あまりいい情報がなく、少し落ち込んでしまいそうな感じになってしまいます。

要は、

有効な手段がない 

上手く付き合っていく

運動を休んで回復を待つ

そういった感じです。

運動選手にケガはつきものですが、

将来が見えなくなるようなスポーツ障害は厳しいですし、

選手としての時間は有限で、意外と長くはないので焦ってしまいます。

治療に通って・・・ でも良くならないのなら尚更です。

グロインペイン症候群の場合、

股関節 鼠径部 大腿四頭筋 内転筋

などにフォーカスしてしまうと、まず良くならないということが多々あります。

おそらく長期間で悩んでいる選手たちは、

それらの場所を治療し回復を待っていたと思うのですが、

痛みがなくならない現状があるということが何よりの証明です。

グロインペイン症候群を施術していくときに大切にしていることは

下肢の動きの連動 です。

コレが上手くいっていない選手ほど、

股関節に負担が掛かります。

例えて言うなら

振り子の支点の摩擦は、振り子の棒や質点の不安定さで大きくなります。

コレが人間にも言えて、

振り子のの支点 【股関節・鼠径部】

振り子の棒 【大腿・下腿】

振り子の質点 【足関節】

ということになります。

グロインペイン症候群になった選手がとりがちなのが、

痛みのある振り子の支点【股関節・鼠径部】が、どうなっているのか?

炎症を鎮めていこう!

支点が強化されるように補強していこう! 緩めていこう!

そういった方法だと思います。

それも大切なのですが、

振り子自体が機能するように

支点【股関節】だけでなく、

棒【大腿・下腿】 質点【足関節】の連動性がスムーズに行えれば

結果的に支点にも負荷が掛からなくなるのでは!?

ということです。

振り子として全体の連動性が取れるように、

連動性をジャマしている要因を見つけ

それを省いてあげる。

この選手も、それで股関節・鼠径部の痛みは、ほぼなくなり

足全体の動きの軽さも体感したようです。

振り子がキレイに動くようになったのですから当然です。

グロインペイン症候群だけでなく

選手たちのスポーツ障害は、

痛みがある場所だけ見ていると、まず回復できないことが多いです。

今回書いたことが選手にとって

ケガやスポーツ障害で悩まなくなるようなヒントになれば!

と思います。

あと・・・

学生の時、もっと物理をしっかりやっとけばよかった・・・

「こんなモン、役に立つことねぇべ!?」って

当時は捨て教科認定してましたから(笑)

勉強してきたとこはいつか役に立つ!

誰かに言われたそんな鬱陶しい言葉が、ホントなんだなって(笑)

いまの学生さんは、物理しっかりやってくださいね! (笑)

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