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【サッカー股関節の痛み】休息すれば治る?それって本当!?

2021.08.19 | Category: こども,スポーツ障害,当院からのお知らせ,痛み

おはようございます

ときた整骨院

https://tokitaseikotsuin.com/  です。

久しぶりのお日様に

マロウ君がソワソワしていたので

少しだけ庭に放牧

厳しい監視付きでしたが (笑)

外に関心がないマンゲツさんは家の中にいました。

今日の話は

【サッカー股関節の痛み】休息すれば治る?それって本当!?

先日の患者さん

強豪クラブチームの選手で、

10日前にスライディングした際に股関節を痛めた。

走ることができなくなり

膝を持ち上げる動作で股関節周辺に痛みがあり

病院での検査では、

骨盤骨の剥離骨折 

大腿四頭筋の起始部である、上前腸骨棘の剥離骨折ということで

3~4カ月は、プレーを完全に休んで回復に努めてください

との診断。

3~4カ月 プレーをしてはいけない・・・

これって、日々競争の中にいる選手にとっては致命的になります。

どうにか少しでも早く治ってプレーができれば!

ということで来て下さいました。

歩行をみさせてもらうと

足が前に出しづらい感と、

荷重をかけたときの股関節周辺の痛みがあり、

股関節の屈曲が30~40度程度で強い痛みを感じ、

上前腸骨棘にも圧痛があり、大腿四頭筋にも緊張感がみられる。

このサッカー選手は、初回の治療で足が挙がるようになり

上前腸骨棘の圧痛もラクになり

歩行での痛みも6~7割の減少でお帰りになりました。

おそらく復帰までは1週間程度です。

剥離骨折でしょ・・・

そんな簡単にいく訳ないんじゃ・・・

本当に剥離骨折だったの・・・?

って思うかもしれません (笑)

病院での診察で剥離骨折ということでしたが、

この選手を治療した場所は、

上前腸骨棘の剥離をした場所ではなく

大腿四頭筋でもなく

股関節の調整でもなく

股関節周辺に発生したイレギュラーなショックを抜いてあげることし、

股関節周辺が正常に動けるような状態を作ってあげたのです。

プレー中にスライディングをしたときに

【このタイミング…股関節を損傷してしまう恐れが!】

そうなったときにカラダは反射的に股関節を守ろうと

瞬間的に強力に筋肉を収縮させて防御反射を起こします。

それにより守られる場所ができるのがメリットですが

瞬間的で強力な防御反射は筋肉・関節にダメージも与えます。

要はショックを受けるのです。

そのショックを抜くことが出来たら、筋肉・関節の回復が始まり

動きもスムーズになることは想像できますよね。

そしてそのスピードは速く、

ショックを抜いた瞬間から回復が始まります。

なので、

痛みがラクになる・動かせるようになる ということが

その場で体感できるのです。

ケガをしたら、休息をして回復に努める。

もちろん正しいことではありますが、

選手は、何カ月も休んでいたら・・・

ですよね。

痛みや症状のある場所の状態の治療だけでなく、

防御反射などカラダのシステムを考え回復につながるように見ていく。

コレが、選手たちの早期復帰のカギになるかもしれませんよ!

ときた整骨院

https://tokitaseikotsuin.com/  

047-340-5560

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